検閲前夜のひらログ

おひまつぶしになれば、さいわいです。

F701

きょうは明るくてなんでもない日記です。 ひとり暮らし最高! でも、ともだちに会いたい! 家にずっと人がいるのはマジ無理でも、それはそれとして恋人や友人はラブい。こんなにラブいのにだれにも会えないいま、話し相手がほしくてほしくて、デジタルピアノ…

散骨

ただでさえ少ない友人にぜんぜん会えないうえに、Twitterからも離れている、となると、なんでもない話をする場所って最愛の宇宙人かここしかない。しばらく、なんでもない話ばっかりしていそう。 散骨について調べていたところ、「散骨 よくない」とGoogleに…

ダメ日記

オリンピックの開催期間にTwitterから離れて、暮らしぶりが整った。なんでかわかんないけど7時に目が覚めるし、朝につきものの軽微な吐き気は空腹感に変わったし、皿はこまめに洗うし、帰ってすぐ風呂に入るし、時計が2時とか3時をさしているのを見なくなっ…

ITパスポート

来月7日にITパスポート試験、通称iパスを控えている。受験の動機の半分は、情報セキュリティガバガバの弊社で、ひとり情シスをやるため。もう半分は趣味。これは受かったな、という感触がすでにある。過去問を解きはじめてすぐ、90%前後の正解率をつねに出す…

アイシティはおすすめしない

題名の内容だけ読みたい人は「止まってください」とあるところまでスクロールしてください。 ほぼはじめてコンタクトレンズを装着している。ほぼ、というのも、五年前に数分間つけていた経験があるから。当時は、試着中に気を失いかけて、眼鏡に戻したのだっ…

自意識という雑念

きのう、職場でいちばん歳の近い先輩と、音楽についてあれこれくっちゃべった。先輩は距離感がバグっていないのでラブい。たとえば、私が結婚したとして、それを知ったところで「そうなんだ」くらいしか答えなそうなところがこの人の美点だ。職場では稀なタ…

ワークライフハック

気の持ちようの話をします。これといった解決は提示されません。 生まれてはじめての勤続一年達成を目前に控え、弊社のコンプラセキュリティゆるふわガバガバぶりに嫌気がさしはじめたこのごろ。正社員に登用されたばかりの私は、残業代を申告制から自動計算…

私の尻は私が叩く

好きで好きで大学に通っていたものの、経済的な事情や進路に対する不安やみずからの能力の限界を悟ったことなどにより、学部卒業後ただちにまったく適性のない集団生活に身を投げた私のごとき会社員の大半は、折にふれ「大学時代のほうが意欲を燃やして生き…

SIRUPはSIRUPだ

「ちかごろは『オレはオスだぜ! ウォー!』みたいな雰囲気から遠い男性アーティストも活躍していて、時代の変化を感じるよね」と最愛の宇宙人に話したところ、「『オレはオスだぜ』なアーティストってだれかいる?」と、きょとんとされてしまった。そういえ…

オタクは大喜利をやめよう

きのうは夕方ごろから頭が痛くて、仕事して買い物して作り置きのハンバーグを平らげるところまでがんばって、でも皿を下げることは叶わず20時に就寝した。起きたらけろっとしていた。ところが、Twitterをひらくとまた頭が左右からしめつけられ、なんか顎も痛…

年齢確認

みりんを購入しようとしたところ、身分証明書の提示を求められた。セルフレジなのに店員さんが寄ってきて、どうしたんだろう、とふしぎにおもったのもつかのま、年齢確認だった。「失礼ですがお客様、たいへんお若く見えるもので」と。 にこやかに免許証を提…

遠距離恋愛

最愛の宇宙人が県外に引っ越した。大学院を卒業したてのほやほやで、入社式を間近に控えている。私のほうは今週末に実家を出る。早くみずからの稼ぎで食べてゆきたくて──世帯主の扶養を脱したくて──学部卒業後の進路を就職としたはずなのに、ひとり暮らしを…

大地震に乗じた悪質なデマへの対処法

ごきげんよう。13日深夜に発生、東北地方で最大震度6強を観測した地震の直後から、「朝鮮人が井戸に毒を入れた」といった悪質なデマがTwitterに投稿されています。これは深刻な在日コリアン差別、人権侵害です。そのうえ「ネタにマジレス」のような反応も目…

怒ることを覚えなさい

わが永遠の課題、それは思い出して怒るのをやめること。「やめろ」「私はいやだ」「その表現は不適切」等々を瞬発的かつ明示的に出力すること。 怒るのが好きな人って、まあ、そんないないとおもう。私だって好きじゃない。きもちよくなるために怒っている他…

女と女の映画が好きだ

私は女と女の映画が好きだ。けれど、とりたてて映画に明るいわけではない。白状すると、これまでに観たのは、観た順に『キャロル』『アトミック・ブロンド』『燃ゆる女の肖像』『お嬢さん』くらい。いたってかわいいミーハーだ。とはいえ、映画と出会うのに…

路傍の吐瀉物

くりかえすが、私は言われたことを言われたとおりにしか受け取れないご病気ぎみで、そのいちじるしいことといえば家の人にASDを疑われたほどである。調べ上げたところで私自身にとっては得られるものが少ないと踏んでいるから、受診はしない。まあきっと、ど…

水槽の脳

寝支度をすませた最愛の宇宙人が電話をかけてきてくれるまで、半時間ほど待つ。私はすでに消灯した自室の毛布と毛布のあいだで、胎児の姿勢をとっている。母と妹いわく、寒いときの私の寝相は「丸」で、なるべく小さくなっている、ということらしい。こうす…

ガスマスク

いままででいちばん、毒にも薬にもならぬどころか、毒としては作用しそうな、むろんためにならぬのはいつものことだが、うつくしくもおもしろくもないものを書く。ぐちをこぼす。はたして、おひまつぶしくらいには、なりましょうか。 いまこの国で、おまえの…

チューしたかったらするだけだ

YouTubeの広告にげんなりした話です。 ITZYだいすき限界オタクとして毎週のように愛をささやきつづけていたところ、最愛の宇宙人が「じゃあ、こっちはどう?」といったようすで、BLACKPINKというアーティストを教えてくれた。偏食家の私とちがって、なんでも…

「ボヘミアン・ラプソディ」に寄せられる「偏見がなくなった」という声へ

きょうは、おしゃべりをするときの熱量と速度を保ったままの文章を書かれるすきな先輩にお会いして、やっぱりすきだなあと思っていたところ、「検閲前夜のひらログはもう更新しないのですか?」とたずねられてしまったので、先輩のまねごとはできっこありま…

城のスケッチ

きわめて酒に弱い私が、擬似の酩酊感を得ようとして試みたのは、迷子になることだった。私はインターチェンジ裏のホテル街にいた。読者の感興をそそるような事件はなにもない。その散歩のはじめからおわりまで、私はひとりだった。記憶を頼りに同じ道を辿る…

続・「らしさ」解体

規範を逸脱するものの存在が、規範を無効化するのではなくかえって強化するという非合理的な構造を有しているのが「らしさ」である、という話を昨日ここでした。しかし、私が言うまでもなく、「らしさ」を持ち出す人は、それに根拠がないことなどおおよそわ…

「らしさ」解体

私の尊敬するキーボーディストには、ピアノを習っているというだけで「女かよ」とからかわれた子ども時代があったらしい。仮に私が〈ピアノは女が弾くもの〉と決め込んでいたなら、その出会いを機に「男の子もすてきにピアノを弾くのか」と知見を広めていた…

面接後記

新卒が面接で話すことは、華々しい経歴や実績でなくてかまわない。このことは、ゼミ、サークル、ボランティア、バイトリーダー、留学経験、このうちのひとつにも関わりのない私から自信をもって伝えたい。ついでに、スカートを穿かなくても、化粧に細心の注…

知らない

名前は聞いたことがないまま、私が「無知の知」に近い概念を獲得したのは小学生のころだった。「自分の知らないものは存在しないものとする世界って地獄だな」と思った、当時のできごとがある。ほうれんそうから思いつくものを書き出そう、と言われて、報告…

みんなちがって

「成績優秀で、アルバイトにも趣味にも打ち込んで、時間を有効に使っていたんですね」と言われて、「身に余るおことばです。私はほんとうに暇でして、やれるだけのことしかやらない姿勢を貫いて、それなりの成果を上げてきたにすぎません。時間の無駄遣いを…

アンダーザブリッジ

川べりの斜面に腰かけて、さっき買った納豆巻きを食べ終えたところで、これを書いている。日射しが首筋を灼くのと、蟻が膝までのぼってくるのには困ったが、清潔な内装や慇懃な挨拶から離れるのに、ここはうってつけだ。草木と土のにおいでいっぱいになりた…

私はやせたかった

やせていることはすなわち美しいとまったく思わなくなってから私は勝手にやせはじめた。両者のあいだにはなんの相関もないが、人生だなあ、とひとり納得している。傘を忘れると雨が降る、だれにも会わない日は前髪がじょうずに巻ける、そういう種類の味わい…

これからのおっぱいの話をしよう

おっぱいは、お好きですか。「おっきいおっぱいが好き」。よいですね、すてきです。「ちっちゃいおっぱいが好き」。ええ、わかりますよ。「ちっちゃいおっぱいを恥じらう子が好き」。そこ、いま、なんとおっしゃいました? もうけっこう、お引き取りください…

白い百合

白い百合が好きだ。これはなにかの隠喩ではない。ここで私は「白い」「百合」からあらゆる表象だの文化的意味づけだのをはぎとり、ユリ科ユリ属植物の話をしたい。「ガールズラブ」や漱石の夢十夜を知るよりずっと前から、私は白い百合が好きだ。 まめな祖母…